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ラグビー女子・平野恵里子、岩手から世界へ! 3・11で自宅流されるなど被災…欧州チームでレベルアップ目指す

2020年10月22日 12時52分

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欧州へ挑戦する平野恵里子

欧州へ挑戦する平野恵里子

 来年9月にニュージーランドで開催されるラグビー女子15人制W杯に向け、長野県菅平で非公開の合宿を行っている日本代表候補から、22日、WTB平野恵里子(28)がオンラインで取材対応した。
 17年W杯日本代表で、所属チームの横浜TKMでも不動のエースだった平野が、今回の合宿では所属が「奥州アテルイブロッサムズ」となっていた。その理由は?
 「来年のW杯に向けて自分がレベルアップするため、海外留学を考えてTKMを退団して、今は地元・岩手のクラブチームに選手登録して、トレーニングしながら渡航の準備をしています」
 平野は岩手県大槌町出身。釜石高を卒業した直後に東日本大震災で被災。自宅を流され、避難所生活を経て上京した経歴を持つ。日体大~横浜TKMを通じてトライゲッターとして活躍してきたが、昨年強豪イタリアと引き分け、スコットランドを破った欧州遠征では体調を崩し、2試合ともメンバー外だった。
 「自分がもっとタフにならなければいけない。それには海外に出て、大きな外国の選手の中でプレーしてレベルアップしたいと思いました」
 当初は南半球に行くことも考えたがコロナ禍で断念し、これからシーズンの始まる欧州へ針路変更。具体的な行き先と合流時期は「コロナの状況も含め最終確認しているところ」と明言は避けたが、年内には渡欧する見込みという。
 「去年のW杯では釜石で試合があって、地元の人たちが喜んでくれた。次は私がW杯で活躍して喜んでもらえたらうれしい」
 被災地から巣立った豪脚ガールが、退路を断って世界に飛び出す!

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