OEK能舞 旭井さん(福井市)の曲に 来年2月 京響と演奏会へ公募

2020年10月22日 05時00分 (10月22日 11時14分更新)
公募で選んだ新曲を発表する京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一さん(左)と作曲家池辺晋一郎さん=金沢市の県立音楽堂で

公募で選んだ新曲を発表する京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一さん(左)と作曲家池辺晋一郎さん=金沢市の県立音楽堂で

  • 公募で選んだ新曲を発表する京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一さん(左)と作曲家池辺晋一郎さん=金沢市の県立音楽堂で
 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)が京都市交響楽団(京響)との合同演奏会のために募集した「能舞とオーケストラ」作品に、福井市の旭井(あさい)翔一さん(32)の曲「雲烟縹渺(うんえんひょうびょう)」が選ばれた。来年2月14日、金沢市の県立音楽堂で能舞とともに披露される。
 OEKは、創設当時の岩城宏之音楽監督の提案で1990年から各地のオーケストラと合同演奏会を行い、2019年からは京響と連携。その一環として、40歳以下の作曲家を対象に新曲を募集した。10作品の応募があり、県立音楽堂洋楽監督を務める作曲家池辺晋一郎さんと京響常任指揮者の広上淳一さんが審査した。
 雲烟縹渺は雲やかすみが遠くたなびく様子という意味。15日に会見した池辺さんは「オーケストラと三味線、箏の掛け合いもあり、リズミカルで音楽の喜びを肌で知っている人によるよくできた曲」と評価。合同演奏会で、金剛流能楽師の金剛龍謹(たつのり)さんの舞とともに広上さん指揮でOEKが初演する。
 新曲募集では、当初は予定になかった佳作も設け、飯塚佑輝さん(29)=東京都=と柴田誠太郎さん(29)=愛知県=の作品を選んだ。(松岡等)

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