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横山裕 松尾スズキと初タッグ 代表作「マシーン日記」主演「異物が飛び込んで、予測不可能な感じにしたい」

2020年10月22日 04時00分

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舞台「コクーン日記」のキャストら。左から横山裕、大倉孝二、森川葵、秋山菜津子

舞台「コクーン日記」のキャストら。左から横山裕、大倉孝二、森川葵、秋山菜津子

 アイドルグループ「関ジャニ∞」の横山裕(39)が、来年2月3~27日に東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演される舞台「マシーン日記」(大根仁演出)に主演する。今年から同所の芸術監督に就任した松尾スズキ(57)が、話題のクリエーターたちを指名し、自身の過去の松尾を新演出でよみがえらせるシリーズの第2弾。横山にとって初となる松尾とのタッグで、妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」以来約3年半ぶりのコクーン登場となる。
 「マシーン日記」は96年に初演を迎えて97、98年にも再演、全国ツアーを開催された。さらに01年、13年にも幕を開け、パリ公演も実現した松尾作品初の海外公演であり、代表作のひとつとなっている。
 町工場を舞台に展開するゆがんだ日常を描いた同作で横山が演じるのは、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電気修理工のミチオ。「ツジヨシ兄弟電業」の経営者である兄のアキトシに、ある理由で隣接するプレハブ小屋に右足を鎖でつながれて監禁されている。アキトシの妻・サチコは、かつてミチオにレイプされた過去があり、いまだ不倫関係にあった。
 そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコがやって来る。極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓うことに。小さな町工場を舞台に、男女4人の情念渦巻く愛憎劇が展開される。
 横山は「シアターコクーンにまた呼んでいただいたことがうれしい半面、やっぱり怖さもあります。『マシーン日記』…すごいです。ぶっ飛んでる。松尾さんのこの作品から、人をひきつけるエネルギーをとても感じています」と、まずは感想を語った。
 アキトシ役は大倉孝二(46)、サチコ役は森川葵(25)、ケイコ役は秋山菜津子(56)が演じる。「出演者4人だけの稽古は、濃密な時間になると思いますし、キャリアも年代も違う4人がそれを経ることで生まれるものにも期待しています」と横山は胸を躍らせている。
 その上で「僕は演劇畑の人間ではないですが、積み重ねてきた他の経験を強みにこの作品に挑みたいです。整然としたところに、異物が飛び込んできたとき、パニックのようになるのが面白かったりするじゃないですか? そんな予測不可能な感じになれたらと前向きに捉えています」とも。京都公演は3月5~15日、ロームシアター京都メインホールで。

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