小中生がピクトグラムをデザイン 浜松市が結果発表

2020年10月22日 05時00分 (10月22日 05時03分更新)
小学生の部最優秀賞・斉藤冬華さんの作品

小学生の部最優秀賞・斉藤冬華さんの作品

  • 小学生の部最優秀賞・斉藤冬華さんの作品
  • 中学生の部最優秀賞・井上月さんの作品
 浜松市は、絵だけで情報を伝える表示「ピクトグラム」を広く知ってもらうため、市内の小中学生にデザインを募集した「ピクトグラム選手権」の結果を発表した。最高位の最優秀賞には、小学生の部で入野小二年の斉藤冬華さん、中学生の部では静岡大付属浜松中一年の井上月さんが輝いた。 (坂本圭佑)
 生活の中で「あったら便利」と思うピクトグラムを丸や三角、四角のいずれかの形で、二色以内で表現した。七〜九月に募集し、七十九校から計千七百八十七点が寄せられた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マスク着用や換気、三密対策をテーマにした作品が多くあったという。
 本が好きな斉藤さんは、図書館では本をきれいに読んでほしいという願いから「本を大切に」というタイトルで、破られて涙を流す本に「禁止」を意味する斜線をデザインした。井上さんはいじめをなくしたいとの思いで「いじめ・仲間外れ禁止」のタイトルで、笑みをこぼす人たちに囲まれて涙を流す人を描き、斜線を引いて禁止を表現した。
 静岡文化芸術大デザイン学部の小浜朋子教授や、はままつUD市民リーダークラブの北野佳世子代表ら五人が「わかりやすい表現か」「ユニークなアイデアか」など五つの項目で審査。それぞれの部門で最優秀賞一人、優秀賞二人、入選三人を選んだ。
 入賞したほかの皆さん
 【小学校の部】優秀賞 森逞太(葵が丘4)金沢永奈(浅間小4)▽入選 島津こはる(河輪6)藤原愛衣(積志4)寺田実桜(芳川北4)【中学校の部】優秀賞 石倉梨央(湖東2)墨岡咲衣(中郡2)▽入選 青木大悟(中郡2)武田美月(同)本庄晴香(同)

◆入賞作品とUD事例展示あすから

 浜松市は、市民にユニバーサルデザイン(UD)への関心を深めてもらおうと、本年度は二十六日〜十一月一日を「はままつユニバーサルデザイン週間」とし、市役所など三会場でPRする。各会場でピクトグラム選手権の入賞作品十二点も展示する。
 身近なUDの事例を紹介するパネル展示のほか、市が作製したガイドブック「はままつUD」、中心市街地のUDを案内する地図「まちなかUD」などを配布する。色弱者らでも読み取りやすい色使いや表示をする「メディア・ユニバーサルデザイン」を周知するため、赤色にはリンゴ、黄色にはレモンといったイラスト入りの折り紙も配る。
 市役所では二十六〜三十日、中央図書館と城北図書館(いずれも中区)では二十三日〜十一月二十五日に実施。市UD・男女共同参画課の担当者は「誰もが暮らしやすい街にするため、多くの人に関心を持ってもらいたい」と話した。 

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