「無理せず最小限に」 幼児・園児のマスク 金大病院副院長呼び掛け

2020年10月22日 05時00分 (10月22日 10時47分更新)
「幼児のマスク着用は最小限に」と呼び掛ける谷内江昭宏・金沢大病院副院長=金沢市文化ホールで

「幼児のマスク着用は最小限に」と呼び掛ける谷内江昭宏・金沢大病院副院長=金沢市文化ホールで

  • 「幼児のマスク着用は最小限に」と呼び掛ける谷内江昭宏・金沢大病院副院長=金沢市文化ホールで
 新型コロナウイルス対策の県専門家会議座長を務める谷内江昭宏・金沢大病院副院長が二十日夜、金沢市文化ホールで「子どもと新型コロナウイルス感染症」をテーマに講演した。幼稚園や保育園での過ごし方について「子どもは大人に比べて重症になりにくい。マスクの着用は最小限にし、楽しい環境をつくって」と呼び掛けた。 (小坂亮太)
 谷内江副院長は保育園、幼稚園でのクラスター(感染者集団)は全国で複数発生しているものの、多くは子ども同士でなく職員から広がっていると指摘。「幼児のマスク着用には呼吸などにリスクもある」として手洗いで予防しつつ体調の変化に気を配り、感染の早期発見、対応で拡大を防ぐことを勧めた。
 一歳未満の乳幼児は重症化のリスクが比較的上がるため「注意が必要」。またマスクを使う場合、最も互いの飛沫(ひまつ)を防ぐ効果が高いのは不織布と説明した。
 講演は金沢市が開いた保育園や認定こども園、幼稚園の職員と嘱託医向けの感染対策研修会の一環。インフルエンザの流行期を前に知識を深めるのが狙いで、オンラインを含めて百八十人が聴講した。
 参加した保育所の嘱託医の女性(50)は「子どもに制限や負担をかけるのではなく、周りの大人が感染予防に気を付け、様子をしっかり見なくては」と意識を高めていた。 

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