50歳ミケルソンがマスターズへ虎視眈々 「勝つのは気持ちが良い」シニア2戦2勝で取り戻した自信【武川玲子コラム】

2020年10月21日 11時22分

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フィル・ミケルソン(AP)

フィル・ミケルソン(AP)

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◇武川玲子コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」
 フィル・ミケルソン(米国)がシニアツアーのPGAツアーチャンピオンズでデビュー2連勝を飾った。当初はシニアでのプレーに否定的だった。しかし、6月に50歳を迎え、ルーキーとして8月末のチャールズシュワブシリーズに初参戦。デビュー戦を見事に制すると「やっぱり勝つのは気持ちが良い」と2019年1月以来レギュラーツアー未勝利で失いつつあった自信を取り戻した。
 先週はレギュラーツアーのCJカップ出場の可能性もあったが、選んだのはシニアのドミニオンエナジー・チャリティクラシック。開催コースのザ・カントリークラブ・オブ・バージニア(バージニア州)は「芝とグリーンの形状がマスターズの準備に適している」とその理由を明かした。
 3日間大会の初日は悪天候で中止に。土・日の2日間で54ホールをプレーする強行軍となったが、シニア特権のカートを使用し「とても楽だった」。疲れはまったく見せず、第3ラウンドに65をマーク。首位をいくマイク・ウィア(カナダ)を逆転し、シニア2戦2勝と強さをみせつけた。
 平均飛距離は299・7ヤードで大会1位、平均パット数が26・7とこちらも1位。サンドセーブも100%とミケルソンらしい小技も光った。「こうして良いプレーをすることが、11月のマスターズに向けてとても良い準備になる」。あくまでも目指すのは4枚目のグリーンジャケットだ。
 今週はカリフォルニア州で開催されるZOZOチャンピオンシップに参戦する。1週のオフを挟んで、ヒューストンオープン、そしてオーガスタナショナルGCへと向かうプランを立てている。心身ともに充実する50歳のマスターズに期待が高まる。(全米ゴルフ記者協会会員)

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