インフル 予防第一に コロナと同時流行 警戒

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 16時22分更新) 会員限定
 国は十月中に、新型コロナウイルス感染が疑われる人の相談窓口を、保健所から地域の医療機関に変更する。コロナと症状が似ているインフルエンザの流行も予想される中、今のままでは相談体制がパンクしかねないためだ。しかし、受け入れ先となる医療機関からは負担の大きさを訴える声も。現場の混乱を避けるには、ワクチン接種をはじめインフルを予防することが大事だ。(植木創太)

■初期症状は類似



 新型コロナの初期症状は発熱やせき、喉の痛み、倦怠(けんたい)感など。いずれもインフルの症状とよく似ている。愛知医科大の三鴨広繁教授(感染症学)によると、よく言われるにおいや味を感じられなくなる症状が出るのも、感染者の二〜九割と研究によって幅がある。
 一方、二つの感染症への理解を促そうと日本感染症学会が八月に示した提言書などは、インフルの特徴として三八度を超える高熱が突然出る例が多いことを挙げた。ただ、予防接種を毎年受けるなどすれば、熱がそれほど上がらないケースも。加えて、コロナでも急に高熱が出る例が確認されており、三鴨さんは「医師でも症状だけで見分けるのは難しい」と話す。
 発熱など新型コロナ感染の疑いがある人が受診する...

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