将棋キッズ念願成就へ 中止の全国大会に代替「小学生棋童戦」

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 15時37分更新) 会員限定
自宅で家族を相手に将棋を指す菅谷武琉君=横浜市で

自宅で家族を相手に将棋を指す菅谷武琉君=横浜市で

  • 自宅で家族を相手に将棋を指す菅谷武琉君=横浜市で
 岡山県倉敷市で毎年夏に開かれている将棋の「全国小学生倉敷王将戦」が新型コロナウイルスの影響で今年、中止になった。がっかりした児童に大舞台を提供しようと、東京都の会社経営者ら有志が、代替の全国大会開催の準備を進めている。大会名は「全国小学生棋童(きどう)戦」で、感染対策にも万全を期す。十八日段階で愛知、岐阜、三重など三十四都道府県での地方予選開催が決まった。決勝大会は来年二月二十八日、東京で開く。 (北條香子)
 倉敷王将戦は「小学生名人戦」に並ぶタイトル戦で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太二冠も小学三年だった二〇一一年、低学年の部(一〜三年)を制した。第十九回の今年の大会は八月末に中止が決まった。
 横浜市の小学三年生、菅谷武琉(たける)君(9つ)は昨年、神奈川県予選で敗退。低学年最後の今年にかける気持ちは強く、中止を知ったときはショックで言葉も出なかったという。母のまゆこさん(38)も「私も泣いてしまった」と話す。
 そんななか「何とかしてあげたい」と考えたのは、東京都港区に住む会社経営の男性(41)。小学二年の長男も将棋好きで、菅谷君ら面識のある将棋キッズの顔が目に浮かんだという。
 男性が...

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