時代行列廃止を了承 県外から誘客つながらず

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 09時37分更新)
最後の開催となった2018年の越前時代行列=同年4月14日、福井市中央1で

最後の開催となった2018年の越前時代行列=同年4月14日、福井市中央1で

  • 最後の開催となった2018年の越前時代行列=同年4月14日、福井市中央1で

 初会合では、第一回から実施され、前身の「ふくい春まつり」時代からの祭りの呼び物「越前時代行列」の廃止方針も了承した。
 市観光振興計画(三月策定)の審議などで出た「県外客の誘客につながらない」「時間が限られ(人出が)天候や配役に左右されやすい」との意見を反映。この日、事務局側が「時代行列を廃止し、宿泊滞在型観光の推進と観光消費額の拡大を図るべきだ」「人が集中し、コロナ感染が懸念される」と問題提起した。
 実行委副会長兼実行委員長の清水則明・市観光協会理事長は「時代行列は他地域でもあり、福井は別の強みを発揮して差別化を図りたい」と話した。時代行列の事業費は二千五百万〜三千万円。近年五年間の当日の観光客数は一六年が十五万三千人だったが、最後の開催となった一八年は強風に見舞われ、前年比六万人減の七万人だった。
 時代行列は一九年は大雪による財政難で休止。今春は祭り自体が一部を除いて中止された。 (北原愛)

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