中国で日本車好調、中古市場が後押し 高値で下取り、コロナ回復追い風

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 05時01分更新) 会員限定
10月中旬、北京市郊外の大規模中古車展示場で、車を品定めする人たち

10月中旬、北京市郊外の大規模中古車展示場で、車を品定めする人たち

  • 10月中旬、北京市郊外の大規模中古車展示場で、車を品定めする人たち
 十九日に中国が発表した二〇二〇年七〜九月期の国内総生産(GDP)は二期連続のプラス成長となり、新型コロナウイルスの影響で主要国経済が低迷する中、中国経済がいち早く回復していることを鮮明にした。消費動向を示す新車販売台数は伸び、中でも日系メーカーは好調。中国の中古車市場が拡大し、故障しにくく中古でも高値で取引される日本車の評価が高まっていることが要因の一つとなっている。中古車取引の現場を歩いた。 (北京、坪井千隼、写真も)

■にぎわい

 「新型コロナが収まって仕事が増えたので車がほしいが、予算が少なく中古車しか買えない。丈夫で燃費のいい日本車は、有力候補だ」。十月中旬、多くの人でにぎわう北京市郊外の大規模中古車展示場。自営業男性(34)は、所狭しと並ぶ車を念入りに品定めした。
 中国の九月の新車販売台数は前年同月比12・8%増と六カ月連続で前年実績を上回った。中古車の取引台数も増え、中国自動車流通協会によると、八月は11・5%増の百三十四万台。感染が深刻だった今年二月は前年同月の一割以下まで落ち込んだが、その後、急回復した。

■信用

 「中古車は今後もっと伸びるだろう。市場の透明性が高まり、中古...

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