矢作建設、オフィス緑化事業に参入へ 「バイオフィリック」で生産性向上

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 05時01分更新) 会員限定
壁一面を緑化したミーティングラウンジ=名古屋市の矢作建設工業で

壁一面を緑化したミーティングラウンジ=名古屋市の矢作建設工業で

  • 壁一面を緑化したミーティングラウンジ=名古屋市の矢作建設工業で
  • 木が覆いかぶさるように配置された打ち合わせ用の机=名古屋市の矢作建設工業で
 中堅ゼネコンの矢作建設工業(名古屋市)は、植物など自然を取り入れて心地よい空間をつくる「バイオフィリックデザイン」の手法に基づくオフィスの緑化事業に参入する。従業員の健康を重視する「健康経営」の浸透を受けてノウハウを蓄積してきた新事業。新型コロナウイルス禍がオフィスのあり方の再検討につながるとみて、具体化を加速する。 (中野祐紀)
 バイオフィリックは、バイオ(生命・自然)とフィリア(愛好・趣味)を合わせた造語。米企業のリポートなどで、ストレスの軽減や幸福度、生産性、創造性の向上が報告されており、米IT大手グーグルやアマゾン・コムのオフィスが採用していることで知られる。
 矢作は今年八月、二千万円超を投じて、来客との面談に使う本社のミーティングラウンジを緑化した。同社が提案するデザインのモデルとして顧客らにPRするとともに、アンケートや滞在者の脈拍などデータの検証も続けてノウハウを磨く。
 ラウンジは、壁一面がランなどの植物で埋まり、打ち合わせ用の机の上に覆いかぶさる形の木もある。ほとんどの植物は、花き栽培が盛んな地元・愛知県産。織田裕専務は「仕入れを通じて地元貢献もしたい」と話す。小川の...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報