うがい薬、効果あった? 吉村・大阪府知事の呼び掛け、府は検証せず

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 05時00分更新) 会員限定
机に市販のうがい薬を並べ、記者会見する大阪府の吉村洋文知事=8月4日、大阪市で

机に市販のうがい薬を並べ、記者会見する大阪府の吉村洋文知事=8月4日、大阪市で

  • 机に市販のうがい薬を並べ、記者会見する大阪府の吉村洋文知事=8月4日、大阪市で
 新型コロナウイルス対策として、吉村洋文・大阪府知事が八月に呼び掛けたポビドンヨードによるうがい。全国の薬局にうがい薬の品薄を引き起こしたが、呼び掛けから二カ月以上たった今では、その話題はとんと聞かれなくなった。吉村知事が「ウソのような本当の話」と説明した効果が本当なら重要な対策になり得る。結局効果はあったのか、なかったのか。 (大平樹)
 「八月二十日まで集中的にうがいを励行していただきたい」。吉村知事は同月四日の会見で、熱っぽく訴えた。ヨード入りうがい薬でうがいをしたコロナ患者は、うがいをしなかった患者よりも陰性結果が多かったとする大阪はびきの医療センター(大阪府羽曳野市)の研究結果を基に、軽症者が重症化することを防げる可能性があると強調。「コロナにある意味打ち勝てるのではないかとすら思っている」とも語った。
 その上で、吉村知事は八月二十日までの間を「強化期間」と位置付け、府民のうち軽症者とその家族、接待を伴う飲食店従業員、医療や介護の従事者を対象にうがいの励行を呼び掛けた。また、府内の宿泊療養施設の療養患者を対象に、はびきの医療センターによる重症化予防効果の検証研究を行うとした。
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