SLの化粧直しが完了 掛川・中央公園

2020年10月20日 05時00分 (10月20日 05時01分更新) 会員限定
化粧直しを終えたSLに集まるボランティアら=掛川市中央公園で

化粧直しを終えたSLに集まるボランティアら=掛川市中央公園で

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 JR掛川駅近くの掛川市中央公園に置かれている一九三八年製の蒸気機関車(SL)「C5849」の補修工事が完了した。地元ボランティアらの手で化粧直しを終えたSLは、新品のように黒光りし、地域住民や鉄道ファンを喜ばせている。
 C5849は戦前、仙台や新潟などの機関区で活躍。戦時中は日本軍のタイ・ビルマ戦線に輸送される予定だったが、送られる前に終戦を迎えた。戦後は広島の芸備線などで活躍し、七一年に当時の国鉄二俣線から市が譲り受け、同公園に置かれた。公園は「SL公園」と呼ばれ、子どもたちや鉄道ファンにずっと親しまれている。
 屋根付きの屋外に置かれていたが、塗装の劣化が激しく、六月から東海鉄道OB会掛川支部のメンバーらが、市の補助を受けて塗装工事を行った。約四カ月かけて車体の全体のさびをそぎ落とし、下塗りの後、黒や銀のペンキでピカピカに塗り上げた。壊れていた汽笛やナンバープレートなども新設し、今にも走りだしそうな風合いに仕上げた。
 すっかりきれいになった車体を母親と見に来た川畑誠君(7つ)は「すごく大きくてかっこいい。将来はSLの運転士になりたい」と目を輝かせていた。
 同支部の戸田哲夫支部長(7...

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