三国北小見守り“貢犬” レオ君、毎朝校門に 隊員帽きりり  

2020年10月19日 05時00分 (10月19日 09時40分更新)
南谷さん(左)と一緒に子どもたちの登校を見守るレオ君=坂井市の三国北小学校で

南谷さん(左)と一緒に子どもたちの登校を見守るレオ君=坂井市の三国北小学校で

  • 南谷さん(左)と一緒に子どもたちの登校を見守るレオ君=坂井市の三国北小学校で

 坂井市三国町の三国北小学校には、登校してくる子どもたちのアイドル的存在がいる。コリー犬のレオ君だ。飼い主の南谷みゆきさん(63)と一緒にほぼ毎朝、校門の前に立ち、子どもたちを見守っている。 (畑明日香)
 レオ君は二歳の雄。南谷さんが定年退職してから飼い始めた。以前から犬を連れての見守り活動に興味のあった南谷さんは、ほどなくして、レオ君を連れてボランティアで見守り活動をするようになった。
 午前七時半ごろ、孫を連れた南谷さんと一緒にレオ君が“登校”し、二十分間、子どもたちを出迎える。南谷さんの都合が悪くない限りは、雨の日も風の日も子どもたちの登校を見届けている。
 今年九月には、市の「いきいき坂井市見守り隊」にレオ君と共に登録。切れ目を入れて耳を出した隊員用の帽子は、レオ君のトレードマークになっている。
 レオ君は幼犬の頃から子どもたちが大好き。飼い主に従順なコリー犬らしく、おとなしいため子どもたちにほえるようなこともない。南谷さんは「毎朝準備万端で、早く行こうという感じ。道も覚えている」と話す。土日の散歩中も学校までのルートを歩こうとするほどで、毎日の見守り活動を楽しみにしているようだ。
 今でこそレオ君の存在に慣れた子どもたちも、最初は興味津々だったという。「レオや!」と名前を呼ばれたり、触ってくれたりしてかわいがられた。

 運転者目に留め 停止する効果も


 うれしい効果もある。「犬がいるとドライバーも気になるのか、車が止まってくれる確率は高いかもしれない」と南谷さん。同校の高橋賢哉教頭(60)も「レオ君は子どもたちに愛されている。犬が見守り活動をすると、子どももドライバーも交通安全の意識が高まるのでは」と期待を寄せる。
 「元気なうちは続けていこうと思う」と意気込む南谷さんと共にレオ君の見守り活動はこれからも続く。

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