行楽本番、GoToの宿 お得感の格差が止まらぬ秋

2020年10月19日 05時00分 (10月19日 05時02分更新) 会員限定
長野県松本市の北アルプス・上高地では、穂高連峰が雪化粧し、秋の行楽シーズンを迎えた。「Go To トラベル」が始まってまもなく3カ月を迎える18日は好天に恵まれ、河童橋周辺は登山者や家族連れなど多くの観光客でにぎわいを取り戻した

長野県松本市の北アルプス・上高地では、穂高連峰が雪化粧し、秋の行楽シーズンを迎えた。「Go To トラベル」が始まってまもなく3カ月を迎える18日は好天に恵まれ、河童橋周辺は登山者や家族連れなど多くの観光客でにぎわいを取り戻した

  • 長野県松本市の北アルプス・上高地では、穂高連峰が雪化粧し、秋の行楽シーズンを迎えた。「Go To トラベル」が始まってまもなく3カ月を迎える18日は好天に恵まれ、河童橋周辺は登山者や家族連れなど多くの観光客でにぎわいを取り戻した
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まってまもなく三カ月。秋の行楽シーズン本番を迎えた十八日、中部各地の観光地でもにぎわいが見られたが、宿泊施設は価格帯によって明暗が分かれている。宿泊なら一人当たり一泊一万四千円を上限に、旅行代金の35%が引かれる同制度。「お得感」が大きい高級な宿泊施設から活況を喜ぶ声が出る一方、低価格路線の施設からは変わらぬ苦境ぶりに嘆きが漏れる。
 「新規の宿泊客に来てもらえている」。三重県有数の観光地・鳥羽市にある「鳥羽国際ホテル」総支配人の惣明(そうみょう)福徳さん(60)は、手応えを感じる。七月二十二日の「Go To」開始後、客数が八月には九割ほど、九月は例年並みに戻った。
 十、十一月も予約は好調で、一人当たり一泊二食付きで三万円台の価格帯が人気。十月から東京発着の旅行も対象になったことでさらなる伸びを期待する。
 岐阜県高山市で一泊三万円を超える客室など全二十六室を備える旅館「本陣平野屋花兆庵(あん)」では、ほとんどの宿泊客が制度を利用。おかみの有巣栄里子さん(59)は「Go Toがなければ、高い料金設定の部屋は苦戦したのでは」と語る。
 一方、同じ...

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