骨髄ドナー登録、初のマイナス 緊急事態宣言が響く

2020年10月19日 05時00分 (10月19日 05時01分更新) 会員限定
 白血病患者らへの骨髄移植を増やすための骨髄バンクで、ドナー(提供者)登録者数が事業開始以来初めて減少で推移していることが、全国骨髄バンク推進連絡協議会(東京都千代田区)への取材で分かった。新規登録者数が抹消者数を大幅に下回る期間があり、九月末時点(速報値)で前年度末(三月末)比八百九十六人減と異例の事態になっている。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言発令などにより、移動式の献血バスや常設の献血ルームでの登録呼び掛けが難しくなったことが要因という。
 協議会などによると、ドナー登録は一九九二年に始まり、例年の新規登録は月二千〜四千人前後で推移。競泳の池江璃花子選手が白血病を公表した二〇一九年二月には一万一千六百六十二人に上った。年齢制限があるため五十五歳を迎えると登録抹消となるが、〇八年度以降は年間六千〜二万八千人ほど増加してきた。
 今年は、国内初の新型コロナ感染者が確認された一月の新規登録者が三千二百九十三人。二、三月も三千人前後で例年並みだったが、緊急事態宣言が発令された四月は八百七十三人、五月も七百八十二人と激減。六月に千五百六十二人となり、七〜九月は二千三百〜二千六...

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