オンラインツアー ノウハウを学ぶ 小松・龍助町の商店主ら

2020年10月19日 05時00分 (10月19日 10時16分更新)
新潟市の農家富山喜幸さんがブドウの花を紹介するオンラインツアーの一場面

新潟市の農家富山喜幸さんがブドウの花を紹介するオンラインツアーの一場面

  • 新潟市の農家富山喜幸さんがブドウの花を紹介するオンラインツアーの一場面
  • 送られてきた荷物を開封し、ブドウを試食する参加者=小松市龍助町で

コロナ禍打開狙い 新潟の取り組みに参加


 旧北国街道沿いに町家が立ち並ぶ小松市龍助町でまちづくりに取り組む商店主らが、オンラインツアーの企画を進めている。新型コロナウイルス禍で観光客らが減る状況を打開するのが狙い。企画に先立ち、商店主らは新潟市のブドウ農園などを巡るオンラインツアーに参加し、運営方法を学んだ。 (井上京佳)
 龍助町では、商店主らが「北国とおり町にぎわい協議会」をつくり、観光地として町を盛り上げようと活動している。九月には、歴史ある街並みや店舗をオンラインで案内するツアーを試みた。新潟市へのオンラインツアーは、自らのオンラインツアーを充実させるためで、協議会メンバーら五人が参加した。
 ツアーは全国二十五カ所のオンラインツアーをする旅行業「ノットワールド」(東京都)と新潟市南区で観光農業に取り組む農家らの団体が立案。メンバーや東京都、兵庫県、福岡県など全国各地の二十組が、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で、同区のブドウ農家富山(とみやま)喜幸さんの農園を訪ねた。
 参加者には事前にブドウの詰め合わせが宅配されており、ブドウの種類や育て方など富山さんの話を聞きながら開封した。ノットワールド社員の川村達哉さん(35)がツアーの進行役を務めた。
 チャットで質問や感想を受け付けた。参加者は大粒のシャインマスカットやピオーネなどの試食を楽しみ、「大きくて甘い!」「大変な作業」などとチャットで感想を語り合った。
 参加した協議会アドバイザーで、街づくりコーディネーター田村薫さん=浮柳町=は「進行役がいるとスムーズ。農家など専門の人が話すと、リアリティーがある」と感心していた。中出暁史会長(37)は「オンラインツアーは気軽に地域を知ってもらいやすい。コロナ禍をプラスに捉えたい」と話した。

関連キーワード

PR情報