山車倉庫壁面に立体の絵 越前の伝統行事「獅子返し」塗り直す

2020年10月19日 05時00分 (10月19日 05時00分更新) 会員限定
てんぐと獅子頭などが描かれ、リニューアルした山車倉庫の壁画=越前市西庄境町で

てんぐと獅子頭などが描かれ、リニューアルした山車倉庫の壁画=越前市西庄境町で

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 越前市南中山公民館(西庄境町)近くの山車倉庫に描かれた壁画が、約三十年ぶりにリニューアルされた。南中山地区に伝わる伝統行事「獅子返し」にちなんだ絵を描き直し、迫力あるてんぐと獅子頭などがお目見えした。手掛けた地区住民は、伝統を絶やさず末永く行事が続いてほしいとの願いを込めた。
 南中山地区自治振興会が十七日夜、お披露目式を開いた。地区住民らが集い、ライトアップで照らされた縦五・四メートル、横七・二メートルの壁面を見て楽しんだ。中心となってリニューアルを手掛けた地区住民の山田英雄さん(79)も出席した。
 山田さんは絵を描くことが趣味で、三十年ほど前、旧今立町の町長からの依頼で壁画を描いており、今回のリニューアルにも取り組んだ。五年ほど前から、絵が色あせていることなどから、リニューアルの話が持ち上がった。今回は壁面を塗り直して描き直し、新たに地区を構成する十一の集落名をちょうちんに描いた。てんぐと獅子頭も前回の平面的な絵から陰影を付けてより立体的に表現した。
 九月中旬に着手し、山田さんのほか、自治振興会企画広報部や南中山バレーボールスポーツ少年団のメンバーが色塗りなどを手伝い仕上げた。山田...

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