日本オープン 稲森佑貴V 2年ぶりプロ2勝目 我慢比べ制し成長見せた「メジャーで勝つことがゴルフ人生の要素」

2020年10月18日 20時06分

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最終日、優勝しキャディーと肩を組む稲森佑貴。通算5アンダーで優勝(代表撮影)

最終日、優勝しキャディーと肩を組む稲森佑貴。通算5アンダーで優勝(代表撮影)

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◇18日 男子ゴルフ 日本オープン最終日(千葉・紫CCすみれC)
 首位と1打差の2位で出た稲森佑貴(26)が首位タイで迎えた18番でバーディーを奪い、通算5アンダーでプロ2勝目を2年ぶりの大会制覇で飾った。2年ぶりのツアー優勝は、またも日本一を決める国内メジャー大会。稲森は18番のバーディーパットを決めると、静かなガッツポーズで喜んだ。
 「入った瞬間、自分の中でレベルアップできたとひしひし感じた。最初の優勝の実感は後から後から湧いてきたけど、今回は2勝目が日本オープンという思いがぐるぐる巡ってきて、すごくうれしかった」
 3日目まで2位だった河本がスタート前に2罰打を受け、同組で回る谷原とほぼ一騎打ちの展開。谷原が8番で先にバーディーを奪い、2打差に広げられても焦りはなかった。
 「きょうは我慢大会」。前半のバーディーチャンスをことごとく外しても、初優勝の時と比べて心に余裕があった。常にリーダーボートを見て、スコアを伸ばす選手がいないことを確かめながらラウンド。「心拍音が聞こえるぐらい緊張した」と重圧がかかった優勝パットを沈め、接戦を制した。
 フェアウエーキープ率は昨季まで5年連続で1位。メジャー大会に合わせた高難度設定のラフは「要所、要所でうねっていて」と表現するように、靴がスッポリとはまるぐらい長い。攻略法は「ティーショットを曲げないこと」。初の海外メジャー挑戦となった昨年の全英オープンを経験し、ティーショットの大切さをより強く感じた。
 鹿児島弁で運がいいを意味する「ふがいい」の語呂合わせから、今年の2月22日に結婚した。ひ、ふ、み…の2に験を担ぐ。この日のボールナンバーも2。2年ぶり、ツアー2勝目がメジャー大会なのは何かの縁かもしれない。「メジャーで勝つことが自分のゴルフ人生の要素。勝つことで自信につながる」。日本オープンを愛する男が、さらなる飛躍の足掛かりをつかんだ。

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