敦賀気比 猛攻16点で秋の北信越王者に 先制打の前川「みんなの攻める気持ちが最初からすごかった」

2020年10月18日 19時20分

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1回に先制打を放ち、雄たけびを上げながら走る敦賀気比・前川誠太内野手

1回に先制打を放ち、雄たけびを上げながら走る敦賀気比・前川誠太内野手

  • 1回に先制打を放ち、雄たけびを上げながら走る敦賀気比・前川誠太内野手
◇18日 秋季高校野球北信越大会決勝 敦賀気比(福井1位)16―5上田西(長野2位)=富山市民
 敦賀気比(福井1位)が上田西(長野2位)を16―5で圧倒し、5年ぶりの北信越大会優勝を決めた。16安打の猛攻をみせた敦賀気比は3番・前川誠太内野手(2年)が先制打を含む4安打2打点と活躍して、打線をけん引。投げては上加世田頼希(うえかせだ・らいき)投手(1年)が、15安打を浴びながらも5失点で完投した。
 準決勝をサヨナラ勝ちした勢いそのままに、北信越の頂点へ駆け上がった。敦賀気比が、両軍合わせて31安打の乱打戦を制した。終盤に粘って逆転した準決勝とは一変。この日は打力で相手をねじふせた。東哲平監督(40)は「やっと打線がつながってくれた」と満足げに振り返った。
 1回、監督の甥の1番・東が二塁打を放つと、無死一、三塁で3番・前川が先制打。この一打が呼び水となって、この回は一挙4得点。1点差に詰められた2回には、無死満塁から再び前川が適時打を放ち、流れを引き戻した。点を取られてもすぐ突き放す理想的な展開。初優勝を狙った上田西に隙を与えなかった。
 1、2回戦は無安打だった前川は「今日はみんなの攻める気持ちが最初からすごかった。ここまでチームに迷惑をかけていたので、いい場面で打てて勢いをつけられてよかった」と喜んだ。
 一方、連投となった上加世田は、ほぼ毎回得点圏に走者を進められる苦しい投球。この日は打線の援護で何とか最後まで投げきることができただけに「先輩たちがずっと励ましてくれたおかげ」と感謝しきり。「もっと頼りになれるようにストレートの質や制球力を磨いていきたい」とさらなる成長を誓った。
 2016年以来のセンバツ大会出場は確実。しかし、東監督は「投手は2アウトからの無駄な四球、打線でももったいない走塁など細かいミスが多い」と手綱を緩めず、来春に向けて、「一つ一つのプレーの精度を上げていきたい」。再びの全国の頂点勝ち取るため、ひと冬の練習でさらに力を蓄えていく。

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