人気アニメ「鬼滅の刃」封切り コロナ禍でも長蛇の列

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 12時16分更新)
検温を受けマスクを着用して入場する大勢の観客=17日、福井市のテアトルサンクで(山田陽撮影)

検温を受けマスクを着用して入場する大勢の観客=17日、福井市のテアトルサンクで(山田陽撮影)

  • 検温を受けマスクを着用して入場する大勢の観客=17日、福井市のテアトルサンクで(山田陽撮影)
県内映画館活気100%体制
 大ヒット漫画が原作のアニメ映画「劇場版『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』無限列車編」の公開から初の週末となる17日、県内各上映館には多くのファンが殺到した。各映画館もフル回転の上映スケジュールを組む。コロナ禍で苦境にある映画館に活気が戻り、関係者は「観客数は予想以上」と明るい表情を見せた。 (長谷川寛之)
 県内上映館で最も早い午前七時から上映するテアトルサンク(福井市)には早朝からチケットを求める長蛇の列となった。舞台あいさつの生中継があった午前八時四十分の回には五百人超の観客が入った。高橋直人副支配人は「作品に対するお客さまの期待、熱量を感じる。やりがいがありますね。映画館側も応えていきたい」と力を注いだ。
 主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)やその妹・禰豆子(ねずこ)をモチーフにしたマスクを着けて、いとこ同士で来場した福井市の尾竹亜湖さん(8つ)と山田葵生君(7つ)は「鬼滅の刃は全部好き」と口をそろえる。山田君は「鬼を倒すところがかっこいい」と観賞を楽しみにしていた。
 話題作の上映に初日の十六日〜十八日の三日間は感染拡大予防として50%に制限していた席数を業界の感染拡大予防ガイドラインに沿った上で100%にして営業。ポップコーンなど場内での喫食は禁止。入場時には検温を実施し、発熱などの症状がある人へは来館を控えるよう呼び掛けている。
 鯖江アレックスシネマ(鯖江市)では、三スクリーンで計十八回上映。グッズの売れ行きも好調で映画パンフレットや下敷き、キーホルダーなども残りわずかとなっているという。
 池田知一郎支配人は「この上映スケジュールは開館以来初めてだが各回とも七〜八割の席が埋まっている。想像以上の客入り」と驚き、「これまで座席数50%でも満席にならない日もあった。やっと戻ってきたという思い」と喜ぶ。二十四、二十五の両日も座数100%での営業を検討する。

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