大野の住宅地にクマ  猟友会駆除

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 12時17分更新)

JR越前大野駅近く


 十七日午前七時二十分ごろ、大野市有明町の民家の庭で、体長一・二メートルの雄のツキノワグマ一頭が寝ているのを、住人が家の中から発見した。通報を受けた市職員や大野署員、地元猟友会メンバーが駆けつけて駆除した。けが人はいなかった。
 市農業林業振興課によると、現場は市中心部の住宅地で、半径二百五十メートルの範囲にはJR越前大野駅や市文化会館がある。クマが寝ていたのは柿の木の下で、近隣の複数箇所でふんも確認された。市職員らが駆けつけた時にクマが住宅街の中を移動しようとしたため、捕殺した。
 目撃などの情報が少ないため、クマがどのルートで住宅地に入ってきたのかは不明。市街地では、現場から北一キロの陽明中学校付近でも九月二十六日早朝にクマが出没し、駆除されている。
 市によると、今年の市内での目撃情報は九月末時点で、大量出没した昨年同期比二十五件増の八十件。昨年十月に四十五件の目撃情報が相次いだことから、警戒を強めている。 (山内道朗)

関連キーワード

PR情報

福井発の最新ニュース

記事一覧