絶滅させず 咲かせよう 穴水で講座 ササユリの育て方

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 11時30分更新)
ササユリの鱗片を鉢植えする参加者ら=穴水町の諸橋公民館で

ササユリの鱗片を鉢植えする参加者ら=穴水町の諸橋公民館で

  • ササユリの鱗片を鉢植えする参加者ら=穴水町の諸橋公民館で
 穴水町の花ササユリの数を増やそうと、プランターでの育て方を学ぶ講座が十七日、同町の諸橋公民館で開かれた。
 ササユリは県の準絶滅危惧種に指定され、町内でも数を減らしている。少しでも町の花を多く咲かせるため、同公民館ではこれまでササユリの正しい育て方を知る講座を二回開催。七月には、球根の鱗片(りんぺん)から新しい球根を増やす方法を伝えていた。
 この日は、今までの講座に参加した人も含め、町内外から四十一人が集まり、発芽した鱗片を鉢植えする作業を実践。腐葉土を入れたプランターに六個の鱗片を植えていった。
 講師を担当した、ササユリの球根を増やす活動をしている能登町のNPO法人「奥能登ささゆりミーティング」の上段光洋理事長は「ササユリは乾燥に強いので、あまり水をやらないように気をつけて育てて」と助言した。
 同町古君で農家民宿「ふるきみ」を営む川高あゆみさん(72)は「花を咲かせるのが楽しみ。県外から泊まりに来た人に町の花と紹介できれば」とほほ笑んだ。
 同公民館では来年五、六月ごろにも、ササユリの群生地を見学したり、育て方を学んだりする講座を計画している。(森本尚平)

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