柳vs森下の明大師弟対決にOB阿部も燃えた「なかなか勝てなかった柳に勝ちをつけられ良かった」5年ぶり貯金5

2020年10月18日 06時00分

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広島に勝利し、柳(右)と喜ぶ阿部

広島に勝利し、柳(右)と喜ぶ阿部

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 勢いが止まらない。中日が17日、広島戦(マツダ)で終盤に逆転して7連勝。柳裕也投手(26)、広島・森下暢仁投手(23)の明大OB師弟が投げ合い、スコア1―2の8回、同じく明大出身の阿部寿樹内野手(30)の逆転2点打など4得点でひっくり返した。3試合連続の逆転勝ちで、貯金を5年ぶりの5とした。
 柳と広島・森下による明大師弟コンビの投げ合いの裏で、阿部は燃えた。日の当たる『エースでドラ1』じゃなくたって、れっきとした明大OB。8回に逆転の2点中前打。「なかなか勝てなかった柳に勝ちをつけられて良かったです」。後輩右腕に1カ月ぶり白星をプレゼントした。
 息の詰まる投手戦は1点差で8回へ。継投に入った広島は塹江、さらにフランスアも投入。2死満塁と攻め、3番に座る阿部が打席に入った。初球の真っすぐをたたいた。高く弾んだ打球は二遊間を割る。「チャンスだったので積極的にいきました。飛んだところが良かったです」。8年下の森下の白星を消し、5年下の柳に勝利投手の権利をもたらした。
 打球のようにしぶとく球界を生き抜く。経歴は両先発とは対照的だ。ホンダでの4年間をへてドラフト5位入団。大学の授業料はローン払いで、社会人時代にコツコツ返し、プロ入りによる契約金で完済した。
 「下位ですけど、ドラフトで指名してもらえたので何とかなりました」。小遣いに窮していた学生時代、割安な学食ですらおなかを満たした記憶はほとんどない。30歳イヤーの昨季、初めて規定打席到達。今季は打率2割4分3厘ながら、ビシエドに次ぐチーム2番目の51打点を稼ぐ。
 4番も続いた。2死二、三塁でビシエドが左前に2点打。「良い流れに乗れた。追加点を取れてよかったよ」。森下にはともに3打数無安打だった2人がひっくり返した。与田監督は一挙4得点の攻撃を「見事でした。森下にはちょっとタイミングが合ってなかったのですが、よく仕留めてくれた。そこに至るまでがみんながよくつないでくれた」と語った。

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