クマ、街中にも 中部各地で出没増

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 05時01分更新) 会員限定
爆竹の音に反応して、民家の軒下から顔を出すクマ=9月、福井県勝山市で(同市提供)

爆竹の音に反応して、民家の軒下から顔を出すクマ=9月、福井県勝山市で(同市提供)

  • 爆竹の音に反応して、民家の軒下から顔を出すクマ=9月、福井県勝山市で(同市提供)
 中部地方など各地でクマの出没が相次いでいる。捕獲数が例年より多い地域や市街地に現れたケースも。専門家らは餌となるドングリの凶作が原因とみて、冬眠まで出没は増える可能性があると指摘。「鈴で人間の存在を知らせる」などの対策を呼び掛けている。
 平地にある福井県坂井市の県児童科学館。今月三日の土曜日も大勢の親子連れが屋外で遊んでいたが、隣の川で「クマがいた」と通報があった。警察からの連絡で科学館は建物内への避難を放送し、すぐに臨時休館とした。
 「まちのど真ん中に出たことはない」と県の担当者は驚く。餌を求めて川沿いを移動したと推測。県内では四〜九月に全市町で計五百十七件の出没情報があり、二〇〇四年度以降で最多だ。けが人は六人。民家に居座る例もあった。
 岐阜県でも四〜八月に四百二十五件の目撃があり、極めて多かった一九年度ほどではないが多発傾向という。中津川市では四月から既に三十頭を捕獲、前年度の年間捕獲数を上回った。九月に揖斐川町で愛知県の男性が襲われてけがをしており、県は「登山などでは鈴を着けるなどしてほしい」と注意を促す。
 愛知県でも豊田市や瀬戸市などで四月〜十月十六日に十二件の目撃があり、...

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