【高校野球秋季北信越大会】敦賀気比がエースの故障をチーム一丸で乗り越えサヨナラ勝ちで決勝進出…東監督の甥・東鉄心が劇的打

2020年10月18日 06時00分

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サヨナラ打を放ち、雄たけびを上げながらチームメートに駆け寄る東

サヨナラ打を放ち、雄たけびを上げながらチームメートに駆け寄る東

  • サヨナラ打を放ち、雄たけびを上げながらチームメートに駆け寄る東
 ◇17日 高校野球秋季北信越大会▽準決勝 敦賀気比5×―4関根学園(富山市民)
 エースの故障をチーム一丸で乗り越えた。敦賀気比は、終盤に粘りを発揮し、優勝した2015年以来の決勝進出。東哲平監督(40)は「アクシデントでばたばたしたが、選手が最後まであきらめずに頑張ってくれた」と目を細めた。
 初回、エース竹松が肩の不調でわずか5球で降板。急きょ後を任されたのは、公式戦で登板経験のない大島正樹主将(2年)。「とにかくバックを信じた」と腕を振ったが、3回につかまり3失点。打線も初回に大島が2点適時打を放った以降は無安打に抑えられ、5回まで1安打。7回にはリードを2点に広げられ、苦しい展開が続いた。
 それでも下を向く選手は一人もいなかった。「絶対勝てるぞ」「竹松を甲子園で投げさそう」。劣勢でもベンチのムードは回を追うごとに高まった。そんな熱気で流れが徐々に傾き、3―4の9回2死二塁、大島が土壇場で試合を振り出しに戻す右前同点打。流れを完全に引き寄せると、延長10回2死一、三塁から東が初球の変化球を中前に運び、試合を決めた。
 「最後は絶対自分が決めてやるという気持ちしかなかった」と東。「苦しい展開になるほどチームが一つになっていく感じがあった。こういう展開で勝てたのは自信になる」と大島も胸を張る。
 東監督のおいっ子でもある東は「敦賀気比にあこがれて、敦賀気比で甲子園に出たいと思い続けたからきつい練習も耐えられた。まずは決勝も全員で勝ちに行きたい」。センバツは当確ランプが点灯したが、この勢いを頂点まで止めるつもりはない。

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