きれいになった伊賀上野城に来て 昨年台風で壁破損、修復終わる

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 05時00分更新) 会員限定
修復工事を終え、秋空に映える伊賀上野城=伊賀市上野丸之内で

修復工事を終え、秋空に映える伊賀上野城=伊賀市上野丸之内で

  • 修復工事を終え、秋空に映える伊賀上野城=伊賀市上野丸之内で
  • 台風の影響で外壁の一部がはがれ落ちた=昨年10月
 昨年10月の台風19号で外壁がはがれ落ちた伊賀上野城(伊賀市上野丸之内)天守閣の修復工事が完了し、18日に竣成(しゅんせい)式を迎える。屋根瓦や壁のひび割れといった長い年月を経て傷んだ場所にも手を入れた。城を管理・運営する伊賀文化産業協会の福田和幸さん(72)は「全面的にきれいになった。秋空に映えているので、見に来てほしい」と話している。 (河野晴気)
 一九三五年に造られた現在の天守閣は、木造三階の三層構造。福田さんによると、台風の影響で三方の壁のしっくいが十カ所以上はがれ、一つは二平方メートルに及ぶものもあった。今年五月からの工事に伴い、足場を組んだところ、ひび割れや腐食も見つかり、併せて修復することになった。
 このため、総費用は三百万円増え、千八百万円に。新型コロナウイルス感染拡大によって入館料収入の減少に苦しむ中、市民らの寄付に助けられた。九月には市内の六十代男性から、展示や催しの充実に役立ててほしいと三百万円の申し出があった。
 今月に入り、修学旅行や社会科見学に訪れる小中学生も増えたが、入館者数は例年の半分ほど。福田さんは「町のシンボルをどう維持するのか、文化面、観光面を含め...

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