サッカー指導37年 浜北西高の池谷監督「全国」への指揮終える

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 05時03分更新)
焼津中央高戦を振り返る浜北西高の池谷守之監督

焼津中央高戦を振り返る浜北西高の池谷守之監督

  • 焼津中央高戦を振り返る浜北西高の池谷守之監督
  • 前半、同点に追い付き、喜ぶ浜北西高の選手=袋井高で
 全国高校サッカー選手権県大会は十七日、三回戦十八試合が行われた。浜北西高(浜松市浜北区)は第五シードの焼津中央高(焼津市)にPK戦で敗れた。三十七年間、監督として高校サッカーを指導してきた浜北西高の池谷守之(いけやもりゆき)教諭(60)は来年三月の定年を前に、同選手権最後の指揮を終えた。 (川住貴)
 冷たい雨が降り注いだ袋井高グラウンド。試合は焼津中央高が先制。浜北西高も追い付き、前半を1−1で終了した。後半は、浜北西高が粘り強い守備から、主導権を握った。しかし、勝ち越せず、後半終了後、実施されたPK戦で屈した。
 ベンチから大声で、選手を叱咤(しった)激励し続けた池谷監督は試合後、「選手は本当に頑張った。同点に追い付き、後半は盛り返した。できれば、勝ちたかった」と声を振り絞った。
 浜松市出身。浜名高を経て順天堂大卒業後、教諭となり、沼津北高(現誠恵高)に三年間在籍。その後、一年間のブランクを経て浜松商業高で九年間指導した。一九九六年に母校の浜名高に移った。十七年間の指導で、九九年と二〇〇六年に全国高校総体出場を飾った。以後、浜松南高を経て、二〇一八年に浜北西高に赴任した。
 三十七年間の指導生活で多くの人材をサッカー界に送り込んだ。浜松商高では、元日本代表でJ2ジュビロ磐田強化部長の鈴木秀人さん(46)、J1FC東京コーチの安間貴義さん(51)。浜名高では、二〇一〇年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表に選出されたJ2栃木SCのFW矢野貴章選手(36)、J1横浜FCで活躍中のMF松浦拓弥選手(31)らを育てた。

関連キーワード

PR情報