<美濃飛騨スペシャル> 医師用防護シート「岐阜カーテン」開発

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 05時01分更新) 会員限定
「岐阜カーテン」を考案した松波理事長

「岐阜カーテン」を考案した松波理事長

  • 「岐阜カーテン」を考案した松波理事長
  • 「岐阜カーテン」を使った車内での新型コロナウイルスの検査=松波総合病院提供
  • 医師が腕を入れる手袋部分(ア)と検体を取り出す小さな穴(イ)がある=松波総合病院提供
  • 車の窓にカーテンを貼り、患者は車内でビニールの袋をかぶる。医師が風上になるように送風する=松波総合病院提供
 新型コロナウイルスの感染疑いのある人が車に乗ったままドライブスルー方式でPCR検査が受けられ、医師らの感染リスクを軽減するビニール製の防護シート「岐阜カーテン」。新型コロナの流行が長期化していることもあり、全国の病院などからの引き合いが後を絶たない。開発した松波総合病院(笠松町)の松波英寿理事長(64)に聞いた。 (浜崎陽介)
 −岐阜カーテンを開発したきっかけは。
 当院では早い段階からPCR検査や検体採取をしてきた。海外で多くの医師が感染して死亡したことがニュースになっていて、未知のウイルスへのおびえがあった。誰かに強制的にやれとは言えないので、検査をする医師を募った。
 そのうちの一人である女性の先生が「私、一人で住んでいるのでやります」と言った。つまり「家族と一緒に住んでいればうつるかもしれないけど、一人だから(うつっても)大丈夫です」ということ。それを人づてに聞いた時、泣いてしまった。そんなこと言わせてしまって申し訳ない、と。何とか感染しない方法を考えようと思った。三月下旬くらいから、自宅でビニール袋を破って試作を始めた。いろんなことを試した。
 −岐阜カーテンを使った検査方法とは...

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