「祝」誇りの町で笛太鼓 高岡・吉久 重伝建地区に

2020年10月18日 05時00分 (10月18日 11時11分更新)
太鼓や笛を演奏しながら練り歩き、祝賀気分を盛り上げる有志ら=高岡市吉久で

太鼓や笛を演奏しながら練り歩き、祝賀気分を盛り上げる有志ら=高岡市吉久で

  • 太鼓や笛を演奏しながら練り歩き、祝賀気分を盛り上げる有志ら=高岡市吉久で

住民、活動の成果喜ぶ


 高岡市吉久(よしひさ)の町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定される見通しになったことで、記念の祝賀行事が十七日、現地であり、住民らが二十七年にわたる町家保存活動がもたらした成果を喜び合った。 (網信明)
 祝賀式では吉久まちづくり推進協議会の草島誠一会長(71)が「今までの活動が実を結んだ」と感無量の表情で振り返り、「将来にわたり歴史文化遺産を保存し、良好な生活環境を築いていく」と強調した。来賓の米谷和也市教育長はあいさつで、市内では山町筋(やまちょうすじ)や金屋町に続き三カ所目の重伝建地区となることに「全国でも高岡市が一段と誇れる歴史文化都市になった」と意義を強調した。
 続いて住民有志が千本格子が美しい町家をバックに笛と太鼓をにぎやかに演奏した後、吉久地区内も練って祝賀ムードを盛り上げた。
 河口部に位置する吉久は江戸時代に加賀藩の年貢米を備蓄する御蔵(おくら)が置かれた。米の流通で成功した商人らが建てた町家が残るなど歴史的風致をよく伝えている。重伝建地区選定は十二月にも正式決定する。

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