デートDVの知識深めて 浜松東高でNPO法人が講座

2020年10月17日 05時00分 (10月17日 05時03分更新)
デートDVを防止するためのポイントを語る藪田尚二郎さん=浜松市東区の浜松東高で

デートDVを防止するためのポイントを語る藪田尚二郎さん=浜松市東区の浜松東高で

  • デートDVを防止するためのポイントを語る藪田尚二郎さん=浜松市東区の浜松東高で
 交際相手への暴力や高圧的な態度を指すデートDV(ドメスティックバイオレンス)を防ぐための講座が16日、浜松市東区の浜松東高校であり、1年生320人が耳を傾けた。
 DV被害者支援などに取り組むNPO法人「SRRP研究会」(静岡市)のメンバーが、浜松市からの依頼で講師役を担った。
 精神保健福祉士の近藤佳美さんは、女性の5人に1人、男性の9人に1人が交際相手からの暴力を経験しているとのデータを紹介。「でも、被害を受けた女性の3割、男性の5割は、相手が変わってくれるかもしれないなどの理由で、別れずに交際を続けている」と説明した。
 問題の背景について同じく精神保健福祉士の藪田尚二郎さんは「男性や女性はこうあるべきだ」「これくらい普通でしょ」との思い込みが根底にあると指摘。「相手との思い込みが一致せず、うまくいかない出来事が起こると、DVに発展してしまう可能性がある」と解説した。
 藪田さんは「愛情といっても『何であなたは分かってくれないの』と暴力に変わってしまう危険がある。被害者にも加害者にもならないために、デートDVの知識を深める必要がある」と呼び掛けた。 (篠塚辰徳)

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