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名古屋オーシャンズ開幕6連勝!吉川智貴が2ゴール 昨季2位の強豪を接戦で制した

2020年10月16日 14時49分

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大分戦でチームの全得点を挙げたオーシャンズの吉川智貴(名古屋オーシャンズ提供)

大分戦でチームの全得点を挙げたオーシャンズの吉川智貴(名古屋オーシャンズ提供)

 リーグ4連覇を目指すフットサルの絶対王者・名古屋オーシャンズは11日に大分市のサイクルショップコダマ大洲アリーナでバサジィ大分と対戦し、2―1で競り勝ち開幕6連勝を飾った。
 3日に行われる予定だったペスカドーラ町田戦は、相手に新型コロナウイルス陽性者が出たため延期。このため中13日での試合になった。大分は昨季2位の強豪で、年間優勝を争うプレーオフ決勝でも接戦となった相手だ。
 今季はリーグ戦のレギュレーションが変わり、試合数が33から22に減っただけではなく、プレーオフの開催もなくなった。
 「これまでよりも1試合の重みが変わってくると思うので、本当に1試合も負けられないシーズンになる」。以前、そう話していた吉川智貴がこの試合で2ゴールを奪い、チームの全得点をたたきだして勝利に貢献した。
 1点目は第1ピリオド16分に生まれた。中央でボールをキープするペピータから右サイドの安藤良平へ。安藤がゴールへ向かってシュート性のパスを蹴ると、ゴール前の吉川が押し込み先制ゴールが決まった。
 そのまま1―0で第2ピリオドに突入すると、22分に2点目が決まる。平田ネトアントニオマサノリが右サイドからクロスを蹴り込むと、ゴール前へ戻ってきた相手選手の足にボールが当たり、オウンゴールを誘発しそうになる。これは相手GKがかき出すが、ゴール前へ詰めていた吉川が一瞬の隙を見逃さず、ゴールへと蹴り込んだ。
 しかし、その十数秒後に1点を返され、再び1点差となった。オーシャンズは第2ピリオドだけで15本のシュートを放つが追加点はなし。一方の大分はGKをベンチに下げ、ピッチへ5人のフィールド選手を送り込む。リスクをかけたパワープレーを仕掛けられたが、それでも猛攻をしのいだオーシャンズが逃げ切り、勝ち点3を獲得した。
 試合後、フエンテス監督は「(今季の)6試合の中で一番いいゲームだったのではないかと思います。上位チームとの直接対決だったので、そのチームに対して勝ち点3を取れたのは非常に大きな価値があった」と振り返った。
 オーシャンズの次戦は、18日にホームの武田テバオーシャンアリーナで行われるY.S.C.C.横浜戦。今季からF1リーグで戦う昇格チームだ。大分とは違い、一見、格下に思えるかもしれない。
 しかし、横浜は3日のボアルース長野戦に5―4で昇格後の初勝利を収めると、9日にはバルドラール浦安にも3―2で連勝。浦安戦ではキックオフから6秒後に先制点を決めるなど、最も勢いに乗っている相手と言っても過言ではない。
 上位チームを相手に大きな価値のある勝ち点3を獲得したオーシャンズだが、ここで気を緩めて白星を取りこぼしてしまっては意味がない。もちろん、そのことを選手、スタッフは理解しているはずだ。
 大分との激闘の後、主将の星龍太が「修正点は残りますけど、引き続きしっかりと次の試合に向けて練習から取り組んでいきたい」と話したようにチームのレベルをさらに高め、盤石な準備を整える。そして、向かってくる相手を全力でたたきのめしにいく。オーシャンズが勝ち続けられる理由の一つはそこにある。(スポーツライター・舞野隼大)

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