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住民組織が高齢者送迎 市内初「バス創設より安い」 輪島・浦上

2020年10月15日 05時00分 (10月15日 10時59分更新)
送迎を利用する女性(右)=輪島市門前町浦上で

送迎を利用する女性(右)=輪島市門前町浦上で


 浦上公民館(輪島市門前町浦上)を利用する住民でつくる組織「くらしのネットうらかみ」は九月から、交通手段のない高齢者向けに、健康づくり講座への送迎を始めた。十四日は、転倒予防教室に参加するため三人が利用した。
 車両は個人の軽自動車一台を使い、送迎時に適用される保険に加入する。一日分の保険料は千七百円で、市の補助金を充てる。喜田充同館長は「五百三十人の人口で62%が高齢者。八十歳以上は22%で、交通に課題がある。送迎はバスに比べ、公民館の活動時間に合わせられる」と話す。
 市社会福祉協議会によると、住民組織主体での移動支援は市内で初の取り組み。以前から近所同士で乗り合わせる場合はあったが、個人のボランティアによるものだった。社協の担当者は「地域バスの創設より費用が少ない。一つのモデルになれば良い」と期待する。 (日暮大輔)

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