楽天の「浅村様」だ 31号勝ち越しソロ お得意様ロッテから12本目 「ワクさん頑張れ」涌井を援護
2020年10月14日 20時49分
◇14日 ロッテ―楽天(ZOZOマリン)
この日も「浅村様」が敵地の球場で快音を響かせた。楽天の浅村栄斗内野手(29)が1―1の6回、先頭で打席に立ち、140キロ直球を左翼スタンドへ放り込んだ。今季31号の勝ち越しソロ。これでロッテ投手陣から放った本塁打は12本目と、相性の良さを見せつけた。
本塁打争いでリーグトップに立つ浅村は、9年ぶりの日本復帰登板となったチェン・ウェインも苦手としなかった。4回には1死から左前打で出塁し、その後にロメロの右犠飛で生還。同点のホームを踏み、西武時代もともにプレーした先輩、涌井を援護した。ソロの場面は「打てて良かったです。ワクさん頑張れ」と浅村らしい淡々としたコメントでエールを送った。
ロッテ戦は9月22日(楽天生命パーク)に自身キャリア初の1試合3本塁打を放つなど、もはや“お得意さま”でもある。涌井が命名した「浅村様」の敬称も、本塁打が出るたびにファンの間で定着しつつある。
3連戦初戦は悔しいサヨナラ負け。自力CS進出を目指し、2位ロッテとの戦いはもう負けられない。主砲が打棒に闘志を込める。
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