古里の海 発見いっぱい 加賀・橋立小児童 ごみ問題を学ぶ

2020年10月14日 05時00分 (10月14日 10時32分更新)
底引き網漁船が回収した海洋ごみを見学する児童たち=加賀市の橋立漁港で

底引き網漁船が回収した海洋ごみを見学する児童たち=加賀市の橋立漁港で

  • 底引き網漁船が回収した海洋ごみを見学する児童たち=加賀市の橋立漁港で
 加賀市橋立小学校の五年生十一人が、古里の海について学ぶ「海の学校in加賀橋立」が十三日、同市橋立町の橋立地区会館を拠点に開かれた。児童は町内を巡りながら北前船の歴史や海洋プラスチックごみ問題を学び、日々の暮らしと海の関わりに理解を深めた。
 日本財団が二〇一六年から全国で取り組む「海と日本プロジェクト」の一環。県内では石川テレビ(金沢市)が県実行委事務局として企画。児童らは北前船の里資料館で、かつて船主集落として栄えた町の歴史をおさらいした後、周辺を散策した。北前船で運ばれた福井県・足羽山(あすわやま)産の笏谷石(しゃくだにいし)が石段や石垣に使われ、船板が民家の塀に再利用されるなど、身近な場所に北前船の名残があると学んだ。
 北前船寄港地の北海道小樽市総合博物館の菅原慶郎さんによるオンライン講義もあり、橋立の船主らが建てた倉庫が今も現役で使われていることなど、北海道とのつながりを学んだ。橋立漁港も訪れ、底引き網漁船によって回収されたプラスチックごみを見学した。昼食は町内の料理店で、北前船主家の献立から再現した料理を味わった。
 新谷陸人君(11)は「北前船主がたくさんの船を持っていたことを知ってびっくりした」と話した。(小室亜希子)

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