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実績を持ち出して人の意見を聞かない指導者が

2020年10月14日 05時00分

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 【質問】学童野球の指導をしています。チームには選手の保護者を含め多くのコーチがいますが、自分の実績を持ち出して、ほかの人の意見を聞かない人がいます。どのように接すればいいでしょうか。 (川崎市 S・Cさん=40歳)
 【答え】同じような悩みをよく耳にします。コーチの中には「俺は甲子園組だ」と言う人もいるでしょう。しかし、相手は小学生です。自分から目線を下げて接しないと指導者としては失格です。そういう指導者がいても、周りもそうならないように気をつけてください。学童の指導者に必要なのは次のようなことだと思います。
 (1)子供たちに慕われる人格者である。子供たちの人間形成に影響を持つのですから内面のみならず、外見においてもグラウンド内外でお手本になるのがふさわしい。(2)子供をほめて励ます。欠点ばかりを指摘せず、技術的に劣る子供や出場機会の少ない子供にも目を配ってほめる材料を見つけて励ますことが上達につながります。(3)ユーモアのセンスでやる気が出る雰囲気をつくる。投・打・守・走と覚えることはたくさんあります。練習中でも子供と一緒に笑えるくらいの余裕を持てるといいでしょう。
 先日も、学童の母親からの相談で、監督から「ふざけんな」と頭ごなしに叱られて野球をやめたいと言っているという話を聞きました。小学生にとって監督やコーチは、両親や先生の次に大きな影響を与える大人だと私は思います。野球の楽しさを伝えることが何より大切です。中学、高校と野球を続けていきたいと思えるような指導をしてもらいたいものです。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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