【石川】立ち作業 アシスト サンコロナ小田などスーツ新製品

2020年10月14日 05時00分 (10月14日 10時01分更新)
炭素繊維複合材料で軽量化したアシストスーツ「アルケリスFX」

炭素繊維複合材料で軽量化したアシストスーツ「アルケリスFX」

  • 炭素繊維複合材料で軽量化したアシストスーツ「アルケリスFX」

炭素繊維複合材使い4割軽く


 炭素繊維複合材を扱うサンコロナ小田(本店・石川県小松市)は十三日、大和ハウス工業(大阪市)とアルケリス(横浜市)の三社で、立ち作業の負担を軽減するアシストスーツの新製品を共同開発したと発表した。片足の重さは約二キロと従来より四割ほど軽量化した。大和ハウスの工場に順次導入し、来年一月からは他社への販売を始める。
 アシストスーツは足に装着すると一定の角度で膝が固定され、立っていてもいすに座っているような状態を維持できる。製造や医療の現場では中腰姿勢で腰に負担がかかる作業も多く、導入が進みつつある。
 従来品は金属製のため重さが片足三・二キロあり、移動を伴う作業に課題があったが、新製品「アルケリスFX」はすねやももの金属部分をサンコロナ小田が開発した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のシート材「フレックスカーボン」に置き換え、強度を維持したまま軽量化した。
 大和ハウス工業は全国九工場に計三十七台の「アルケリスFX」を導入する。希望小売価格は四十九万八千円(税別)。アルケリスが販売元となり、三年目に千台の販売目標を掲げる。サンコロナ小田の小田宗一郎新規事業開発部長は「北陸で働く人の立ち作業のつらさをなくすことに貢献できれば」と話している。 (中平雄大)

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