本文へ移動

4年連続で硬直化進む 19年度の県内17市町普通会計決算

2020年10月14日 05時00分 (10月14日 05時00分更新)
 県は、二〇一九年度の県内十七市町の普通会計決算(速報)をまとめた。財政の硬直度合いを示す経常収支比率は、市町平均で一八年度比0・6ポイント増の92・6%に上昇し、四年連続で硬直化が進んだ。
 経常収支比率で最も硬直化がみられたのは越前町の98・7%。前年度よりも5・4ポイント上昇した。大野市の98・6%、小浜市の98・4%が続いた。福井市は93・1%。
 県によると、市町村合併に伴って十五年間続く財政の優遇措置の残り期限が少なくなり、交付税収入などが減少傾向にあることが背景にある。社会保障費などの支出増加も影響しているという。
 ただ、全国の市町村平均は93・6%で、それに比べると県内市町は財政構造の弾力性を保っている。財政規模に対する借金返済の割合を示す「実質公債費比率」の県内市町平均は8・3%で、健全といえる範囲だった。
 歳入は県内全体で2・4%増加。歳出も2・1%増えた。新たな庁舎整備を行う敦賀市や坂井市などでは、歳出の大きな伸びが見られた。 (尾嶋隆宏)

関連キーワード

おすすめ情報

福井の新着

記事一覧