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内モンゴルでの中国語強化に「反対」 自治区出身者ら、栄でデモ

2020年10月14日 05時00分 (10月14日 05時00分更新)
 中国・内モンゴル自治区で九月から中国語教育が強化されたことに反対する集会とデモ行進が十一日、名古屋市中区栄の白川公園などで開かれた。国内在住の同自治区出身者らでつくる「在日モンゴル人母語を守る実行委員会」が開き、約百二十人が参加した=写真。
 内モンゴル自治区はモンゴルの南側の国境に接する中国北部の地域で、人口の二割弱をモンゴル族が占める。だが、モンゴル族の小中学校一年の国語の教科書がモンゴル語から中国語に変更され、今後、歴史など別の教科にも中国語の授業が広げられる。モンゴル族からは「文化的ジェノサイド(虐殺)だ」といった反発が出ている。
 デモは、会員制交流サイト(SNS)などで呼び掛けられ、全国から内モンゴル出身者が集まった。参加者は代わる代わるマイクを握り、留学生の三十代男性は「舌の半分が切り落とされたよう。民族が消滅する危機感を覚えて集まっている」と訴えた。チベット自治区や香港の出身者らも集まった。
 デモは大津通など繁華街を通り、参加者は「モンゴル語を守ろう」「民族弾圧をやめろ」などとシュプレヒコールを上げた。 (角雄記)
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