乳幼児の窒息事故 食材の形、大きさに注意 

2020年10月13日 05時00分 (10月13日 13時37分更新) 会員限定
 乳幼児が食べ物を喉や気管に詰まらせて窒息する事故が後を絶たない。9月には東京都内で、認定こども園の給食に出たブドウを食べた4歳の男児が亡くなった。日頃から口にしている菓子や果物も、食べ方によっては窒息を引き起こすため注意が必要だ。(植木創太)

落ち着いて食べる 意識を


 消費者庁によると二〇一〇〜一四年の五年間で、食べ物を原因とする十四歳以下の窒息死事故は百三件。六歳以下が八割超を占める。
 毎年多くの子どもが気管などに異物を詰まらせて救急受診するあいち小児保健医療総合センター(愛知県大府市)。保健室長で小児科医の杉浦至郎さん(42)によると、窒息につながりやすいのは、事故の原因にもなったブドウのように丸くつるっとした食材。意図せず喉へ入り、空気の通り道をふさぐ危険がある。
 就学前の乳幼児が口を開いた時の大きさは幅四センチ、奥行き五センチほど。これより小さいとすぽっと入ってしまう。一方、気管の太さは一歳未満で直径〇・五センチ、五歳前後で〇・七センチ程度。奥歯が生えそろっていない四歳未満はかみ砕く力が弱く、丸のみしようとする。吐き出す力も弱い。これらを考えると、大きさが一〜五センチ程度でかみ...

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