福井の餅文化発信 ハピテラス12月に「満腹祭」 実演販売や餅つき 

2020年10月13日 05時00分 (10月13日 09時47分更新)
福井の餅文化の発信に向けて意気込む、(左から)岩崎社長や村中委員長ら=福井市のハピリンで

福井の餅文化の発信に向けて意気込む、(左から)岩崎社長や村中委員長ら=福井市のハピリンで

  • 福井の餅文化の発信に向けて意気込む、(左から)岩崎社長や村中委員長ら=福井市のハピリンで

 消費量全国トップクラスの「餅」をキーワードに福井の食文化を楽しんで−。県内の餅や菓子関連事業者が十二月五、六の両日、福井市のハピテラスで「幸せ もちもち 満腹祭」を初めて催す。あべかわ餅などの実演販売や県護国神社でおはらいしたコメでつくった各種の「疫病終息祈願餅」の販売を企画。餅つきパフォーマンスもあり、活気を呼び込む。 (北原愛)
 同祭実行委員会の村中洋祐委員長や、第三セクター会社「まちづくり福井」の岩崎正夫社長が十二日、ハピリンホールで会見した。村中委員長は「福井では仏事・祭事の中で、独特の餅文化が受け継がれてきた。地域文化の体験は観光客の大きな目的。モチ米もアズキも新物が出る繁忙期だが、広く発信していきたい」と意気込んだ。
 当日はおろし餅、みたらし団子、ぜんざい、フルーツ大福など七つのカテゴリーで実演販売する。福井を代表する銘菓・羽二重餅のカット売りもある。餅つきパフォーマンスでついた餅は、会場に鎮座する菓祖神(かそしん)「田道間守命(たじまもりのみこと)」の木像に供える。疫病終息祈願餅は会場や協賛店で発売する。
 二〇二三年春の北陸新幹線県内開業に向け、市やまちづくり福井が打ち出してきた「あげフェス」「ふくいメロンまつり」などブランド化事業の一環。福井の夏の風物詩「あべかわ餅(土用餅)」や、十月ごろから出回るささげ豆の新物を使った「とびつき団子」など福井の餅文化をアピールする「ふくいのおもち歳時記」も作成した。
 県内の餅店や餅を扱う菓子店は、県菓子工業組合加盟を中心に七十を数える。総務省の二〇一七年家計調査によると、福井市の一世帯当たりの年間支出額は三千二百九十四円とトップで、一八、一九年は二位だった。

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