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クマ警戒レベル最高 県内「大量出没」2年連続

2020年10月13日 05時00分 (10月13日 05時00分更新)
 県内でクマの出没が相次ぎ、人身被害も出ていることから、県は十二日、県ツキノワグマ出没対策会議を県庁で開いた。本年度を「大量出没」の年と判断し、会議の開催によって警戒レベルを最高に引き上げた。県内での大量出没は二年連続。 (山本洋児)
 県によると、本年度の出没は九日時点で六百十二件、人身被害は六件(六人)となっている。四〜九月は五百十七件と、統計を取り始めた二〇〇四年度以降の最多を更新した。九月以降は嶺北での出没が急増。同月は昨年同期の二倍超に当たる百二十六件で、過去三番目に多かった。
 会合で県は、出没の傾向を昨年度と比較し紹介した。本年度は出没数が多く、平野部への大胆な出没例があると指摘。十二月までは人身事故への警戒が必要と呼び掛けた。
 平野部への出没については、連続した森林や点在する林、河川敷のやぶを通路として利用していると分析した。日中にも出没したり、民家の庭に居座ったりと大胆な行動が見られ、危険性が増していると説明。柿など餌が豊富にあって慣れが生じると、集落内を含む現場への執着が強まり、危険性が高まるとした。
 会長の野路博之・県安全環境部長は「例年にない特徴が見られる。緊張感を...

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