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<延びる新幹線> 「開業遅れ」並行在来線などに影響懸念 県内関係者ら

2020年10月13日 05時00分 (10月13日 05時00分更新)
 北陸新幹線金沢−敦賀間の工事逼迫(ひっぱく)で、二〇二三年春の開業時期が遅れる可能性が浮上し、県内の自治体や民間の関係者から現実となった場合の影響を心配する声が出ている。開業がずれ込めば「想定外」で、政府・与党の議論の行方を注視している。 (尾嶋隆宏、山本洋児、鈴木啓太、栗田啓右)
 敦賀開業が遅れると、影響を受けそうなのは並行在来線会社。JR北陸線の石川県境から敦賀までは、新幹線の県内延伸時に経営分離され、第三セクター会社が運行を担う。三セクの準備会社は既に発足し、来夏には本格会社に移行することになっている。
 県と市町、民間企業から募る出資金二十億円のうち、人件費を含めた開業準備に十五億円を充てる。しかし新幹線の開業が遅れれば、運賃収入のない状態が長期化する。県の担当者は「出資金が足りなくなる可能性もある」と危惧する。
 JR福井駅西口の中央大通りと駅前電車通りに挟まれた「三角地帯」と呼ばれるエリアでは、大規模な再開発がスタートしている。新幹線開業を見据えて複合ビルを建設し、米ホテル大手の「コートヤード・バイ・マリオット福井」も進出する計画。これを代表例に、県内の芦原温泉、福井、南越(...

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