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中京大のドラフト候補左腕・山本一輝がエースの貫禄見せた 8安打1失点で完投 中部大に先勝し、優勝王手「最低限の仕事できた」

2020年10月12日 06時01分

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9イニング1失点で完投した中京大・山本一輝投手

9イニング1失点で完投した中京大・山本一輝投手

◇11日 愛知大学野球秋季リーグ最終週(名古屋市・パロマ瑞穂球場)

 愛知大学野球秋季リーグ戦は11日、パロマ瑞穂球場で、最終週の2試合を行い、中京大と愛院大が先勝した。優勝に向けて1敗も許されない状況の中京大は、今秋ドラフト候補左腕の山本一輝投手(4年・東郷)が9イニング8安打1失点で完投して中部大に3―1で競り勝って、優勝に王手をかけた。愛院大はエース右腕の佐藤良明投手(3年・享栄)が13奪三振の快投をみせて東海学園大に6―2で勝ち、1部残留争いを一歩リードした。
  ◇  ◇  ◇
 大学最後かもしれないマウンドで4年間の集大成を見せつけた。中京大・山本が9イニング8安打1失点、6奪三振の好投。勝たなければ優勝の可能性が消える一戦で、エースの役割を果たした。
 「しっかり指にかかって良い回転の球を投げられた。チームファーストと考える中、最低限の仕事ができて良かった」
 1回、警戒していた先頭打者の丹下から見逃し三振を奪ってリズムに乗ると、6回までは三塁を踏ませない危なげない投球。7回に左手のまめがつぶれた影響で制球を乱して1点を失ったが、バックの好守にも助けられて、後続をピシャリ。8回と9回も抑えて、110球で投げきった。
 最終学年の今年はコロナ禍で春季リーグが中止となった。しかし、「自分に足りないものを見つめ直す時間にできた」という山本は長いイニングを投げる投球術や新しい変化球を習得し、今季初戦だった8月29日の愛院大戦でリーグ戦初完投。57イニング1/3で防御率0・63と圧巻の成績を残した。
 明治神宮大会が中止された影響で、東海地区リーグ、北陸リーグとの王座決定戦の開催は未定となっている。それでも、山本は「(今季は)自分でもここまで投げられるとは思わなかった。全てにおいて成長できたと思える4年間だった」。充実感をにじませるた。
 チームは12日も勝てばリーグ連覇となる。「もちろん、明日も投げられます。まめがつぶれながらでも投げた経験があるので」。頼もしい言葉を口にした。

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