【三重】ゾーニング前に感染拡大か 鈴鹿厚生病院クラスター

2020年10月11日 05時00分 (10月11日 05時01分更新) 会員限定
 新型コロナウイルス感染者六十九人(十日現在)と県内で最大のクラスター(感染者集団)となった鈴鹿市の鈴鹿厚生病院。新たな感染者が確認されなくなってから二週間がたった。県などによると、クラスター判明後の初動対応で抑え込みに成功したが、患者が集中した病棟では入院患者の九割超が感染した。なぜ、ここまで広がったのか。感染拡大と対策の経過をたどる。 (斎藤雄介)
 運営するJA三重厚生連によると、同病院は精神科のみで、感染が広がったのは二つある建物のうち、一フロアの一病棟。五十八人が入院しており、患者の感染者は病床を移った一人を含むこの病棟からいずれも発生した。
 最初の感染確認は九月二日。この病棟に勤務する准看護師二人が検査で陽性となった。翌三日、接触があった患者九人が陽性となり、クラスターと認定された。
 県はこの時点で同じ病棟の患者全員と職員ら計百十六人に一斉に検査を開始。翌四日には国のクラスター対策班が現地入りした。検査の結果、新たに二十三人の感染が分かり、関連の感染者は三十四人に達した。
 この日、病棟では、...

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