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中京大と中部大 優勝かけ11日から激突 ドラフト候補の山本一輝「持てる力出し切る」 愛知大学野球

2020年10月10日 20時17分

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中京大・山本一輝投手

中京大・山本一輝投手

 愛知大学野球秋季リーグ戦は、11日からの最終週に行われる中京大―中部大の結果で優勝が決まる。注目は、両チームでリーグ防御率の上位を独占する互いに好調な投手陣。連勝が優勝の条件となる中京大は、今秋ドラフト候補左腕の山本一輝(4年・東郷)がリーグ単独トップの5勝を挙げるなど絶好調。勝ち点を取れば優勝が決まる中部大も琴浦翔(4年・遊学館)と駒田裕大(4年・菰野)の左右の二枚看板が抜群の安定感を誇る。勝ち点4で日程を終えた名城大にも優勝の可能性が残る。
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 昨秋に続くリーグ連覇の鍵を握る中京大の絶対的エース・山本は「持てる力全てを出し切って優勝をつかみ取りたい」と決意を語る。
 最速147キロ左腕はここまで7試合、計48イニング1/3を投げ5勝1敗、防御率0・56と安定感抜群だ。今季初戦の愛院大戦で公式戦初完投を成し遂げると、9月26日の愛工大戦では初完封。最後のリーグ戦で著しい成長を見せている。
 優勝するには中部大に連勝するしかない。最終週へ向け「(先頭打者の)丹下を出塁させると勢いをつけてしまう」と相手打線への対策を入念に練っている。
 打撃陣は、リーグトップの3本塁打を放つ不動の4番・松井祐紀内野手(4年・掛川西)を中心に河田、沢井の中軸で計31打点と破壊力は抜群。松井は「味方が頼もしいので気楽に打席に立てて、いい感じで打てている。今まで通りやれば優勝できると思います」と自信をのぞかせる。
 半田卓也監督(37)は「今までやってきたことを信じて、選手が自分たちの力を出し切るだけ」と力を込める。王者の野球を貫き、厳しい条件を突破してみせる。
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 制球力が持ち味の琴浦、巧みな緩急を生かす駒田と中部大の2枚看板はタイプが異なる。ここまで全カードの初戦で先発している琴浦はリーグ最多の50イニング1/3を投げ、防御率1・97。「ここ数年は優勝争いに絡めていなかった。自分もこれまで優勝という経験がないので絶対につかみとりたい」と鼻息が荒い。
 先発2番手の駒田も37イニング2/3を投げ、リーグトップの防御率0・48と安定感が高い。「(駒田は)良いライバルで頼りになる存在。チームの雰囲気は最高なのでこのチームで優勝したい」
 打線は50メートル5秒8を誇る不動のリードオフマン・丹下大輝(4年・名古屋国際)をはじめ、大高や中川らベストナイン経験者が多い。丹下は「自分が出れば勢いが出るので、まずは出塁したい」と活躍を誓う。
 堀田崇夫監督(46)は「4年生を中心に『優勝したい』という言葉をここ数年で一番発していたチーム。今まで通り、常に挑戦する気持ちを持って戦い抜きたい」と力を込める。連勝で優勝への望みをつないだ前カードの勢いそのまま、2017年春以来となる頂点へ駆け上がる。

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