日本学術会議の任命拒否問題、海外科学誌も注目 英ネイチャー、米サイエンス

2020年10月10日 16時00分 (10月10日 16時00分更新) 会員限定
日本学術会議の任命拒否問題に触れたネイチャー電子版の社説

日本学術会議の任命拒否問題に触れたネイチャー電子版の社説

  • 日本学術会議の任命拒否問題に触れたネイチャー電子版の社説
 日本学術会議の会員候補六人を菅義偉首相が任命拒否した問題を巡り、欧米の一流科学誌が「政治が学問の自由を脅かしている」と記事にし、海外からの注目を集めている。
 英科学誌ネイチャー電子版では、「ネイチャーが今まで以上に政治を報じる理由」と題した十月六日の社説で、学術会議の問題に触れた。
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)などで、世界中でかつてないほど政治家と科学の関係が注目されているとした上で、「やっかいなことに、政治家たちが学問の自由を守るという原則に反発する兆候がある」と指摘。この原則が守られないと、「人々の健康や環境、社会を危険にさらす」としている。
 その例に学術会議の問題を挙げて、「科学者の声を代弁するための独立した組織の学術会議で、二〇〇四年に首相が指名を承認するようになって以来初めてのこと」と紹介した。
 「科学と政治の関係を導いてきた慣習が脅威にさらされていて、黙って見ているわけにはいかない」と締めくくった。
 また、米科学誌サイエンス電子版は五日、「日本の新首相、学術会議との戦いを選ぶ」との見出しの記事を掲載。ノーベル賞受賞者の梶田隆章・日本学術会議会長が反論と...

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