161キロ粉砕で究極のリベンジ!! レイズのブロッソーが乱闘騒ぎの因縁の相手ヤ軍守護神・チャプマンから決勝弾で12年ぶりLCS進出

2020年10月10日 11時51分

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決勝弾のマイク・ブロッソー(AP)

決勝弾のマイク・ブロッソー(AP)

  • 決勝弾のマイク・ブロッソー(AP)
 ◇9日 ア・リーグ地区シリーズ第5戦 ヤンキース1ー2レイズ(サンディエゴ)
 大リーグのポストシーズン(PS)は9日、レイズがヤンキースとの地区シリーズ最終5戦に2―1で辛勝。勝てば勝ち抜け、負ければ敗退の大一番を制し、2008年以来12年ぶりでリーグ優勝決定シリーズ(LCS)に駒を進めた。レイズの筒香嘉智選手(28)は欠場した。
 因縁の相手を一振りで奈落の底に沈めた。マイク・ブロッソー内野手(26)は1―1の8回、相手守護神の“169キロ左腕”チャプマンが投じた内角100マイル(約161キロ)直球をジャストミート。左翼席の最前列に飛び込む決勝ソロとなり、一塁を回る際は両手でガッツポーズ、雄たけびを上げた。米中継局TBSは「これが究極のリベンジ打だ」と、興奮して伝え、ブロッソーは「最高だ。何とかバットの芯で捉えて、次の打者につなげたいという気持ちだった。打った瞬間はいったかどうか分からなかったが、感触は良かった」と満面の笑みだ。
 というのも、9月1日の同カードでブロッソーは、筒香の代打で登場。同じチャプマンから101マイル(約163キロ)剛速球を頭の上に通され、両軍ベンチが空になる乱闘寸前の騒ぎに発展した。試合後、キャッシュ監督は「誰かが責任を取らなきゃいけない。最後に、うちには98マイル(約158キロ)を投げる投手が山ほどいると言っておく」と、脅しとも取れる発言で物議を醸した。
 筒香も勝利の瞬間、ベンチの柵をジャンプ。歓喜の輪に加わり、笑顔を見せた。第3戦で5打数無安打など、今PSは計8打席で快音がなく、レギュラーシーズンで日本選手最多の8本塁打を放った打棒をまだ発揮できていないが、次なる舞台でPS初安打を狙う。
 レイズにとっては、12年ぶりのLCSだ。08年当時は岩村明憲三塁手(現福島レッドホープス監督)を擁し、球団史上初めてワールドシリーズまで進出。だが、頂上決戦はフィリーズに1勝4敗だった。球団創設23年目で、悲願の頂点まであと8勝だ。

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