鍛治舎巧 パナソニック元専務から転身した県岐阜商高野球部監督

2020年10月9日 16時00分 (10月9日 16時00分更新) 会員限定

写真・布藤哲矢                  

失敗から学んで 決断力を育もう

 母校の県立岐阜商業高校(岐阜市)で野球部の監督を務める鍛治舎巧さん(69)は、電機大手パナソニックの元専務という異色の経歴を持つ。「人の器はどんどん広げられる」と語る名将は、「失敗から学ぶ人間になってほしい」と果敢に挑戦する若者の育成を目指す。 (立石智保)
 -出場が決まっていた春の甲子園が中止になるなど、新型コロナウイルスに苦しめられた。
 これまで勝たなきゃ、結果を残さなきゃと思ってきたが、勝つことだけが大事じゃない。負けることも大したことじゃない。一番大事なのは続けることだと。続けたくても続けられないことがあるんだと痛感したシーズンでした。
 -中止が決まった時の会見で「甲子園は人生が変わる場所」と。自身の体験か。
 高校一年の春からベンチに入ったが、ここ一番で打てないことが多かった。精神的に弱かったんでしょう。三年の春の甲子園で無我夢中で通算100号のホームランを打った後、東京六大学の通算800号を打ったり、全日本の四番を任されたり。がらっと人生が変わった。後輩を甲子園に出してあげて大きな節目にできたら最高だなと思っていた。今夏の甲子園での交流試合では...

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