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屋台小屋に祭り絵 御前崎の建設会社が寄贈

2020年10月9日 05時00分 (10月9日 05時01分更新)
新しくなったシャッター絵柄を見る増田清人会長(左)=御前崎市新野で

新しくなったシャッター絵柄を見る増田清人会長(左)=御前崎市新野で

 御前崎市新野西町内会の屋台小屋入り口のシャッターに描かれた絵柄が新しくなった。「に組」と描いていた一般的な絵から、若者が二輪屋台を引き回す絵に変わった。過疎が進み祭りの担い手が減る中、絵を贈った地元の総合建設業、増田組の増田清人会長(64)は「子どもたちが大きくなったら祭りに出たいと思ってくれれば」と願う。 (河野貴子)
 築四十年を経た屋台小屋の改修工事を請け負った増田組が、創業百十周年の記念事業で絵の変更は無償で引き受けた。絵柄は、祭りの若連代表と増田組、デザイン会社が相談して決めた。
 縦五・五メートル、幅四・五メートルの絵は横長のフィルムに分かれ、祭りに熱中する若者を細密に描いている。間近で見ると一人一人表情が異なり、顔や腕を流れる汗まで表現。絵の中に「に」の文字が複数紛れた隠し絵になっており、見つけるのはなかなか難しい。
 専門業者が六日に一日がかりで張り付けた。作業を見守った増田会長は「近在にないデザインで、明るくなった」と目を細めた。
 十、十一日に予定されていた今年の祭りはコロナ禍で中止となったが「子どもたちが大きくなったら祭りに出たい、県外にいても祭りには戻りたいと思ってもらえるような地域にしたい」と語った。

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